注:こちらはリストはあくまでも「めあす」です。散布に関しては必ず農薬ラベルの記載内容を確認の上ご使用ください。
商品名 | FRAC | FRAC(2) | 対象病気名 | 希釈 | 使用時期 | 使用回数 | 備考 | コメント(荷田) |
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ベンレート水和剤 | 1 | 黒とう病, 晩腐病, つる割病 | 200-500 | 休眠期 | 1 | FRAC=1は様々な病原菌に効能がありましたが、耐性菌が頻繁に出ることでも知られています。ご注意を。 | ||
イデクリーン水和剤 | M1 | M2 | 黒とう病, つる割病 | 500 | -- | -- | いちごおよびぶどうに使用する場合は、葉に薬害を生じる恐れがあるので過度の連用を避けてください。また、果実に汚れが生じる恐れがあるので、着果期以降の散布には注意してください。 | 硫黄剤、銅材のミックスは使い勝手位が良いですが、品種によっては薬害が出るのでご注意を。 |
Zボルドー水和剤 | M1 | つる割病 | 800 | -- | -- | ぶどうに使用する場合、次の事項に注意してください。 生育期散布の場合、薬害を生じるおそれがあるので留意し、過度の連用は避けてください。 後期(果実肥大期以降)の散布では、果房の汚れを生じるおそれがあるので、無袋栽培ではこの時期以降(収穫まで)は使用しないでください。 巨峰系(巨峰、ピオーネ等)に対しては、葉および果実に薬害を生じるおそれがあるので袋かけ前には使用しないでください。 新梢、葉に対する薬害軽減のため、銅に弱い品種や薬害の出やすい時期に使用する場合は、必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。 褐斑病に対しては、多発時には効果が不十分な場合があるので、なるべく発生初期にべと病、さび病との同時防除に使用してください。 | ボルドー系の比較的古い製法で作られた銅剤は薬害を起こしたり炭酸カルシウムを使うとノズルの目詰まりを起こしたりします。 | |
ベフラン液剤25 | M7 | 黒とう病, 褐斑病, つる割病 | 250 | 休眠期 | 1 | ぶどう晩腐病(休眠期散布)の防除の際、500 倍では効果が劣ることがあるので、多発が予想される 場合には 250 倍で使用してください。ハウス栽培(特に加温ハウス栽培)では、果実に薬斑を生じる おそれがあるので散布はさけてください。 | ||
ベフラン液剤25 | M7 | 黒とう病, 褐斑病, つる割病 | 250 | 休眠期 | 1 | ぶどう晩腐病(休眠期散布)の防除の際、500 倍では効果が劣ることがあるので、多発が予想される 場合には 250 倍で使用してください。ハウス栽培(特に加温ハウス栽培)では、果実に薬斑を生じる おそれがあるので散布はさけてください。 | ||
デランフロアブル | M9 | 黒とう病, 晩腐病, つる割病 | 200 | 休眠期 | 1 | 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけてください。 ぶどうの黒とう病に使用する場合は、発芽前~新梢伸長期に予防的に散布するのが効果的です。ただし新梢伸長期の散布は葉に薬害を生じるおそれがあるので注意してください。 | 米国には無い剤です。晩腐にどれほど効くのか是非ご一報を。 |